東京ディズニーランドとディズニーシーで使われるスタンバイパスとは何でしょうか?
ディズニーリゾートのスタンバイパスは、混雑を管理するための無料の整理券で、現在は主にショップやレストランで利用されています。
2025年6月時点で、対象アトラクションでのスタンバイパスは廃止され、なくなりました。
一方、有料のディズニープレミアアクセスや無料のプライオリティパスとは異なり、待ち時間を短縮するものではありません。
この二つとの違いや、スタンバイパスの取り方、複数人での取得方法などを、以下で詳しくご紹介します。
この記事で以下のことが分かります。
ポイント
- スタンバイパスの役割
- スタンバイパスとレミアアクセスの違い
- 2025年の対象施設
- アプリを使ったスタンバイパスの取り方と複数人での取得方法
ディズニーランド、ディズニーシーのスタンバイパスとは
- ディズニースタンバイパスって何?
- 有料?無料?
- プレミアアクセスやプライオリティパスとの違い
- スタンバイパスの取り方
- 現在の対象アトラクション
- スタンバイパスはなくなった?廃止?
- アプリのフィルターを使ってスタンバイパス対象施設を探す方法
ディズニースタンバイパスって何?
ディズニーリゾートのスタンバイパスは、一部のアトラクションやショップを利用する際に必要な整理券のようなものです。
スタンバイパス対象施設は、パスがないと入れません。
必ず取得する必要があります。
スタンバイパスは新しいアトラクションや新しいグッズ販売時のショップなど、混雑が想定される施設で、緩和のために発行されます。
気をつけたいのは、スタンバイパスは並び順をショートカットして待ち時間を減らすものではないということです。
それはディズニープレミアアクセスや40周年プライオリティパスと呼ばれるものであり、それと混同しがちですが違います。
スタンバイパスは、あくまで指定時間に施設を利用するために必要なものであり、パス取得後に並び列に並ぶ必要があります。
また、パスの発行は先着順で、人気施設のパスはすぐに無くなってしまうことがあります。
まとめると、スタンバイパスは、混雑を避けるための整理券のようなものです。
有料?無料?
スタンバイパスは無料です。
プレミアアクセスやプライオリティパスとの違い
ディズニープレミアアクセスは、人気のアトラクションやショーを短い待ち時間で楽しめる有料のサービスです。
プライオリティパスは無料で、プレミアアクセスと同様に特定の施設を短い待ち時間で利用できるサービスです。
一方、スタンバイパスは指定時間に施設の列に並ぶ権利を得られる整理券です。
プレミアアクセスとプライオリティパスは待ち時間を減らす目的で、スタンバイパスは混雑を管理するためのツールです。
ディズニープレミアアクセスは、東京ディズニーリゾート公式アプリで購入します。
入園後、アプリの「プラン」から、例えば「美女と野獣“魔法のものがたり”」やショーの「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」を選び、1人2000円~2500円で時間を指定します。
指定時間に専用入口でQRコードを見せれば、10~20分程度で利用可能です。
プライオリティパスは無料で、アプリから「ビッグサンダー・マウンテン」や「アクアトピア」(2025年7月1日~9月15日対象)などを選び、指定された時間に短い列で入場できますが、時間は選べません。
無料
スタンバイパス、プライオリティパス
並び列のショートカット、時間短縮
ディズニープレミアアクセス、プライオリティパス
スタンバイパスの取り方
スタンバイパスの取得方法についてはこちらの記事で詳しく述べているので、参考にしてください。
現在の対象アトラクション
2025年6月時点でアトラクションを対象としたスタンバイパスは発行されていません。
2025年4月以降、ファンタジースプリングスを含むアトラクションでのスタンバイパスは廃止されました。
これは、パークの運営方法が見直され、ゲストがより自由にアトラクションを利用できるようにするための変更です。
ただし、アトラクションでのスタンバイパス廃止により、自由に並べるようになった一方で、混雑時には待ち時間が大幅に増える可能性があります。
特に人気アトラクションでは、ディズニー・プレミアアクセスを購入しない場合、2時間以上の待ち時間が発生することもあるでしょう。
現在、スタンバイパスは主に混雑するショップやレストランでの入店管理に使われています。
スタンバイパスはなくなった?廃止?
スタンバイパスは、2025年6月時点でアトラクションでは完全に廃止されています。
ただし、ショップや一部の施設では引き続きスタンバイパスが必要な場合があります。
たとえば、東京ディズニーランドの「ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイム」は2025年4月15日から、東京ディズニーシーの「マクダックス・デパートメントストア」は2025年6月3日からスタンバイパスが必要です。
さらに、7月24日からは「エンポーリオ」や「スリーピーホエール・ショップ」も対象に追加されます。
ショップのスタンバイパスは発行や取り消しがしょっちゅう行われているので、事前にアプリか公式サイトで確認しましょう。
アプリではフィルター機能を使うと自宅でも対象施設がわかります。
フィルター機能の使い方は以下紹介します。
まとめると、東京ディズニーリゾートのスタンバイパスは、2025年6月時点でアトラクションでは廃止され、ショップや一部施設でのみ利用されています。
アプリのフィルターを使ってスタンバイパス対象施設を探す方法
・アプリを起動したら、ショップボタンかホームボタンを選択
アトラクションを検索したいときはホームボタン、ショップを検索しているときはショップボタンを押してください。
・「フィルター」をタップします。
・「スタンバイパス対象」を押します。
・「OK」を押します。
・リストボタンを押して地図表示からリスト表示にすると一覧で表示されるので便利です。
ディズニースタンバイパスとは:おまけ
以下スタンバイパスについてのおまけ情報を述べています。ぜひ最後までご覧ください。
- スタンバイパスを複数人まとめて取得する方法
- ディズニースタンバイパスとは:まとめ
スタンバイパスを複数人まとめて取得する方法
スタンバイパスを複数人で効率的に取得するには、アプリを使ってグループ作成機能を使うのがおすすめです。
「グループ作成機能」を使うと、グループ全員分のスタンバイパスやディズニープレミアアクセスを一括で取得でき、チケットを共有表示することも可能です。
「グループ作成機能」のやり方はこちらの記事をご覧ください。
グループ作成が終わったら、スタンバイパスを取得する際に、参加する人全員分をチェックしましょう。
全員強制参加ではないので安心してください。
グループ機能には注意点もあります。
まず、グループでパスを取得しても、パスは一人につき一枚必要です。
つまり、グループの一人がパスを取っただけでは全員が入場できるわけではなく、全員分の予約枠を確保する必要があります。
人数が多いほど、予約枠の競争が激しくなり、希望する時間帯のパスを取得するのが難しくなることがあります
たとえば、10人のグループで全員分のスタンバイパスを取ろうとすると、枠が足りずに取得できない可能性もあります。
まとめると、ディズニーパークで複数人分のスタンバイパスを効率良く取得するには、アプリのグループ機能を使うのが最適です。
千葉県の観光情報
千葉県にはディズニーリゾートのほかにも魅力的な観光地がたくさんありますので、ぜひ足を運んでみてください。
ディズニースタンバイパスとは:まとめ
記事のポイントをまとめます。
- ディズニースタンバイパスとは混雑管理のための整理券
- 無料で取得可能
- 対象施設はアプリで確認
- 人気施設のパスは先着順で早めに取得
- 待ち時間短縮はディズニープレミアアクセスの役割
- プライオリティパスも待ち時間短縮に有効
- 2025年6月時点でアトラクションのスタンバイパスは廃止
- ショップやレストランでスタンバイパス継続
- アプリのフィルター機能で対象施設を検索
- グループ作成機能で複数人分を一括取得
- グループ人数が多いと予約枠確保が難しい
- スタンバイパスは並ぶ権利を保証
- ディズニープレミアアクセスは有料で専用入口利用
- 公式サイトで最新の対象施設を確認
- 混雑時はプレミアアクセスなしで待ち時間が増加