韓国ディズニーランドと検索した皆さんに、気になる情報をたっぷりお届けします。
韓国にディズニーランドはあるのか、なぜないのか、その理由や過去の計画を詳しく解説します。
また、パクリと噂される韓国版ディズニーランドの計画や、ディズニーみたいなところとして人気のテーマパークも紹介します。
この記事で以下のことが分かります。
ポイント
- 韓国にディズニーランドがない理由
- 過去のディズニーランド計画とその失敗
- 韓国版ディズニーランドの新計画
- ディズニーみたいな韓国の人気テーマパーク
韓国のディズニーランドについて
- なぜ韓国にディズニーランドはないのか
- パクリ?韓国版ディズニーランドが出来る計画
- 韓国のディズニーみたいなところ
- 韓国にあるテーマパーク
なぜ韓国にディズニーランドはないのか
韓国にはディズニーランドがありません。ディズニーランドは世界中で人気のテーマパークですが、韓国ではまだ実現していないのです。
韓国の人口は5100万人で、日本の半分くらいしかいません。
また、近くの日本に東京ディズニーランドがあるため、韓国に作る必要がないという話がありますが、これは本当ではありません。
実は、韓国でディズニーランドを作る計画が過去にありました。
2004年に、ソウル大公園という場所にディズニーランドを建てる計画が進められていたのです。
しかし、この計画は土地をめぐる問題でうまくいかなくなりました。
ソウル大公園にはすでにソウルランドという遊園地があり、その土地を使おうとしたことが原因で計画が止まってしまったのです。
2004年、ソウル市はソウル大公園にあるソウルランドの契約が終わるタイミングで、その土地にディズニーランドを作る計画を立てました。
ソウル市はウォルト・ディズニー社と何度も話し合い、ソウル大公園内の遊園地エリア約34万平方メートルと動物園エリア約290万平方メートルの一部を使って、約84万平方メートルのディズニーランドを建てることで合意しました。
さらに、周辺にはホテルなども作って、2011年頃にオープンする予定でした。
しかし、この計画にソウルランド側が反対しました。
ソウルランドは契約を延長するつもりだったのに、土地をディズニーランドに使われることに納得できなかったのです。
ソウルランドは、ディズニーランドの計画を止めるためにウォルト・ディズニー社を訴えました。
裁判の結果、ソウルランドが勝ち、ディズニーランドの計画はなくなってしまいました。
このことで、韓国にディズニーランドができないままになりました。
韓国にディズニーランドがないのは、人口や東京ディズニーランドの存在が理由ではなく、過去の計画が土地問題で失敗したからです。
2004年のソウル大公園での計画は、ソウルランドとのトラブルで実現しませんでした。
いつか韓国にもディズニーランドができる日が来ると楽しいですね。
パクリ?韓国版ディズニーランドが出来る計画
韓国に、大きなテーマパーク「韓国版ディズニーランド」を作る計画が動き出しています。
このパークは、楽しい乗り物やホテル、ショッピングモールなどが集まった、まるで夢の国のような場所になる予定です。
このテーマパークは、ソウルの近くにある京畿道(キョンギド)という場所に作られます。
広大な土地を使い、ジェットコースターや水遊びができるエリア、恐竜やおもちゃをテーマにしたゾーンなど、さまざまな楽しみ方ができる予定です。
さらに、大きなホテルやK-POPのコンサート会場、ゴルフ場まで作る計画で、ただの遊園地ではなく、街のような大きな施設になるのです。
このテーマパークは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の約6倍の広さになります。
計画では、2021年に工事を始めて、2026年に一部がオープン、2031年に全部が完成する予定です。
投資資金も莫大で、約4兆5700億ウォン(日本円で約4530億円)という、大きな金額が投資されます。
また、韓国には他にも似たようなテーマパークができます。
たとえば、春川(チュンチョン)にはレゴランド、永宗島(ヨンジョンド)にはリゾートが計画されています。
これで、韓国に大きなテーマパークが3つもできることになります。
韓国のインターネットでは、ワクワクしている声がたくさんあります。
「やっと大きなテーマパークができる!」「新世界グループならかっこいいパークを作ってくれそう」と期待する人もいます。
しかし、この計画には心配な点もあります。
まず、テーマパークが3つもできると、人が分散してしまって、どのパークも賑わわなくなるかもしれないという声があります。
大金をかけて作っても、運営がうまくいかないと、せっかくのパークが寂れてしまう可能性もあるのです。
また、韓国のネットでは「本物のディズニーランドを呼べばもっと成功するのに」という意見も出ています。
韓国版という名前だと、ディズニーのような世界的に有名なブランドに比べると、少し魅力が弱いと感じる人もいるようです。
さらに、大気汚染や道路の混雑が問題になるかもしれないという心配もあります。
テーマパークに行くのが大変だと、楽しさが半減してしまうかもしれません。
韓国版ディズニーランドの計画は、大きな夢が詰まった楽しいプロジェクトです。
広い土地に、ジェットコースターやホテル、K-POPのステージなどができるので、たくさんの人が期待しています。
しかし、運営や場所の問題をしっかり考える必要があります。
韓国のディズニーみたいなところ
韓国のディズニーランドのようなテーマパークとして、代表的なものはエバーランドやロッテワールドです。
これらのテーマパークは、家族連れやカップル、友達同士で楽しめるアトラクションやイベントが豊富で、ディズニーランドのような雰囲気を感じられる場所として人気を集めています。
韓国には本物のディズニーランドはありませんが、エバーランドやロッテワールドは、ディズニーランドのような夢いっぱいの体験を提供するテーマパークとして知られています。
エバーランドは、ソウル近郊の京畿道龍仁市に位置する韓国最大級のテーマパークです。
広大な敷地には、ジェットコースターや観覧車などのアトラクションに加え、動物園「ズートピア」があり、家族連れに大人気です。
特に、春のチューリップフェスティバルやハロウィンイベントでは、パーク全体が華やかに飾られ、ディズニーランドのようなお祭りムードが楽しめます。
一方、ロッテワールドはソウル市内にあり、屋内と屋外の両方で遊べるのが特徴です。
屋内の「アドベンチャー」エリアは天候に左右されず、アイススケートリンクやパレードが楽しめます。
ロッテワールドは、韓国のアイドルやアニメのキャラクターが登場するイベントも多く、若い世代に支持されています。
これらのパークは、ディズニーランドのようなファンタジー感を味わえる工夫が施されており、訪れる人に特別な思い出を提供します。
たとえば、エバーランドの夜の花火ショーやロッテワールドのキャラクターパレードは、ディズニーのマジックを感じさせる演出として評判です。
ただし、エバーランドはソウル市内から少し離れているため、移動に時間がかかる点も不便に感じる人がいます。
ロッテワールドは屋内施設が充実している一方、屋外エリアは規模が小さめで、天候によっては楽しみが制限されることもあります。
まとめると、エバーランドとロッテワールドは、韓国のディズニーランドのようなテーマパークとして、夢と楽しさに満ちた体験を提供しています。
韓国にあるテーマパーク
韓国には多彩なテーマパークがあり、家族連れからスリル好きの大人まで楽しめるスポットが揃っています。
以下に代表的なテーマパークを紹介します。
営業時間やチケット価格は変動する可能性があるため、訪れる前に公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
1. エバーランド (Everland)
- 所在地: 京畿道龍仁市 (ソウルから車で約1時間)
- 特徴: 韓国最大のテーマパークで、「韓国のディズニーランド」とも呼ばれる。5つのテーマゾーン(グローバルフェア、アメリカンアドベンチャー、マジックランド、ヨーロピアンアドベンチャー、ズートピア)があり、40以上のアトラクションが楽しめる。世界最速級の木製ローラーコースター「T-Express」は必乗。動物園エリア「ズートピア」ではサファリツアーや約2,000頭の動物を観察可能。夏には隣接するウォーターパーク「カリビアンベイ」も人気。
- 営業時間: 通常10:00~21:00(時期により変動)
- おすすめポイント: 季節ごとのイベントやパレードが充実。ソウルからのシャトルバス利用が便利。
2. ロッテワールド (Lotte World)
- 所在地: ソウル特別市松坡区 (地下鉄2号線蚕室駅直結)
- 特徴: 世界最大級の屋内テーマパーク「アドベンチャー」と屋外エリア「マジックアイランド」を併設。約40種類のアトラクションがあり、ジェットコースター「フレンチレボリューション」や「ジャイロスイング」が人気。アイススケートリンクやアクアリウム、民俗博物館も併設。雨の日でも楽しめる室内施設が魅力。
- 営業時間: 10:00~21:00(金・土・日は22:00まで、月~木は日曜定休の場合あり)
- おすすめポイント: ソウル中心部でアクセス抜群。制服レンタルでSNS映え写真を撮るのが若者に人気。割引チケットはKKdayなどで事前購入可能。
3. 慶州ワールド (Gyeongju World)
- 所在地: 慶尚北道慶州市
- 特徴: 韓国の南部最大級のテーマパーク。90度垂直落下のローラーコースター「ドラケン」や360度回転ライドなどスリル満点のアトラクションが特徴。夏はウォーターパーク、冬はスノーパークがオープン。歴史的な慶州観光と組み合わせるのがおすすめ。
- 営業時間: 通常9:00~18:00(季節により変動)
- おすすめポイント: スリル好きに最適。慶州の伝統家屋観光とセットで楽しめる。
4. ソウルランド (Seoul Land)
- 所在地: 京畿道果川市 (ソウルから地下鉄で約30分)
- 特徴: 1988年開園の韓国初のテーマパーク。5つのエリア(世界の広場、冒険の国、幻想の国、未来の国、三千里の園)で構成され、子供向けアトラクションや海賊船、ウォーターライドが人気。映画やドラマのロケ地としても有名。
- 営業時間: 9:00~18:00(週末や祝日は19:00まで、冬季は17:00まで)
- おすすめポイント: ノスタルジックな雰囲気。家族連れやドラマファンに最適。
韓国のテーマパークは、都市部から地方まで多様で、季節イベントやグルメも魅力。旅行の目的や同行者に合わせて選べば、忘れられない思い出が作れます!さらに詳しい情報が必要なパークやエリアがあれば教えてください。
韓国のディズニーランドについて:おまけ
以下韓国や海外のテーマパーク事情についてのおまけ情報を述べています。ぜひ最後までご覧ください。
- 韓国でのディズニーの人気
- ユニバーサルスタジオは韓国にない?
- 台湾にディズニーランドはある?
- 韓国のディズニーランドについて:まとめ
韓国でのディズニーの人気
韓国でのディズニーの人気は非常に高く、特にディズニープラスの韓国ドラマやキャラクター関連のイベントが注目を集めています。
映画やテーマパークだけでなく、動画配信サービスを通じてディズニーのコンテンツが広く親しまれているのです。
ディズニーのコンテンツは、韓国で幅広い年齢層に受け入れられています。
特にディズニープラスは、韓国ドラマの独占配信や人気俳優の起用により、若者を中心に急速に普及しました。
また、ディズニーのキャラクターやストーリーは、韓国のポップカルチャーと相性が良く、グッズやコラボ商品も人気があります。
さらに、ディズニーランドがない韓国では、ディズニーの世界観を体験できるイベントや展示会が注目され、ファンの期待を高めているのです。
ディズニープラスは、韓国で2021年にサービスを開始して以来、急成長しています。
2025年には、『照明店の客人たち』や『メイド・イン・コリア』といった豪華キャストの韓国ドラマが独占配信予定で、キム・スヒョンやヒョンビンなどの人気俳優が出演することで話題です。
これらの作品は、韓国だけでなくアジア全体で注目を集め、ディズニープラスの加入者増加に貢献しています。
また、2024年にソウルで開催された「Disney100: The Exhibition」では、ディズニーの歴史やキャラクターを展示し、多くのファンが訪れました。
さらに、ディズニーキャラクターのグッズは、韓国のカフェやショップで頻繁にコラボ商品として登場し、SNSで拡散されることも多いです。
たとえば、ミッキーマウスやトイ・ストーリーのアイテムは、若者に大人気で、限定商品はすぐに完売する傾向があります。
これらの事例から、ディズニーのコンテンツが韓国の日常生活に深く根付いていることがわかります。
韓国でのディズニーの人気は、ディズニープラスの韓国ドラマやキャラクター関連のイベントを中心に非常に高いです。
ユニバーサルスタジオは韓国にない?
ユニバーサルスタジオは韓国には存在しません。
かつて韓国にテーマパークを建設する計画がありましたが、現在は中止されています。
韓国にユニバーサルスタジオを建設するプロジェクトは、2000年代後半から進められていました。
しかし、さまざまな課題が重なり、計画は実現しませんでした。
主な理由としては、資金面での問題や国際的な経済状況の影響が挙げられます。また、近隣の中国に別のユニバーサルスタジオがオープンしたことも、韓国でのプロジェクトに影響を与えたと考えられます。
これらの要因が重なり、韓国でのテーマパーク建設は凍結されたのです。
2007年に、韓国南部の華城市にユニバーサルスタジオを建設する計画が発表されました。
実際に、31億ドルもの予算が用意され、韓国の大手企業や建設会社も参加するなど、準備は本格的に進んでいました。
2010年には、2014年のオープンを目指して建設が始まる予定だと報じられ、観光の目玉として注目を集めました。
しかし、世界的な金融危機の影響で計画は遅れ、2014年には主要な企業がプロジェクトから撤退。
さらに、2017年には正式に建設中止が発表されました。
2020年に中国で新しいユニバーサルスタジオが開業したことも、韓国での計画が再び動き出す可能性を低くした一因とされています。
ユニバーサルスタジオは韓国にはありません。過去に建設の計画があり、大きな期待を集めましたが、経済的な問題や国際情勢の変化により中止となりました。
台湾にディズニーランドはある?
台湾にはディズニーランドはありません
ただし、ディズニーランドの代わりに楽しめる魅力的な遊園地やテーマパークが各地に点在しています。
台湾にディズニーランドがない理由は、ディズニーがアジア地域でのテーマパーク展開において、台湾ではなく近隣の香港や上海、東京を選んだためと考えられます。
香港ディズニーランドは2005年に開業し、アジアで2番目のディズニーパークとして人気を集めています
また、台湾は独自の文化や観光資源を活かした地元の遊園地が発展しており、ディズニーランドのような大規模なテーマパークの需要が相対的に少ない可能性もあります。さらに、台湾の地理的な制約や市場規模も影響しているかもしれません。
代わりに、台湾には家族連れや若者が楽しめる個性的な遊園地が多く存在し、観光客にも十分な魅力があります。
台湾で人気の遊園地として、いくつかの例を紹介します。
まず、台北市にある「台北市立児童新楽園」は、子供向けのアトラクションが充実しており、入場料が手頃な点が魅力です。
メリーゴーランドやモノレールなど、気軽に楽しめる乗り物が揃っています。
次に、桃園にある「小人国テーマパーク」は、世界各地の有名な建築物をミニチュアで再現したユニークな施設です。
日本の東大寺やエジプトのピラミッドなど、子供から大人まで楽しめる展示が特徴です。
また、新竹の「六福村テーマパーク」は、スリル満点のジェットコースターや動物園が併設されており、幅広い年齢層に対応しています。
特に「笑傲飛鷹」というU字型コースターは、アジア初の設計で話題を集めています。
これらの遊園地は、台湾ならではの文化や遊び心が詰まっていて、地元の人々や観光客に愛されています。
ただし、台湾の遊園地はディズニーランドに比べると規模が小さく、アトラクションの数やテーマ性が限定的な場合があります。
たとえば、台北市立児童新楽園は子供向けに特化しているため、ティーンエイジャーや大人には物足りなく感じるかもしれません。
台湾にはディズニーランドはありませんが、台北の児童新楽園や桃園の小人国、新竹の六福村など、独自の魅力を持つ遊園地が豊富にあります。
韓国のディズニーランドについて:まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 韓国にディズニーランドは存在しない
- 2004年にソウル大公園でディズニーランド計画があった
- ソウルランドとの土地問題で計画は中止された
- 韓国版ディズニーランドが京畿道で計画中
- 2026年に一部オープン、2031年完成予定
- エバーランドは韓国最大のテーマパーク
- ロッテワールドはソウル市内で屋内外を楽しめる
- ディズニーランドのような雰囲気を提供するパークがある
- ディズニープラスは韓国で人気急上昇
- ディズニーキャラクターのグッズは韓国で大人気
- ユニバーサルスタジオは韓国にない
- 台湾にもディズニーランドは存在しない
- 台湾には小人国や六福村などの遊園地がある
- 韓国のテーマパークにディズニー関連のお土産は少ない
- ディズニーのラーメンお土産は韓国や台湾のパークでは入手困難