ディズニーリゾートでの楽しい一日の前に、必ず通過しなければならないのが手荷物検査です。
せっかく早く到着したのに、検査で時間を取られてしまうのは避けたいと思います。
この記事では、ディズニーの手荷物検査で引っかかるものは何か、といった基本的な疑問にお答えします。
この記事で以下のことが分かります。
ポイント
- 手荷物検査で引っかかる具体的な持ち物
- スマホや電子機器類に関する注意点
- 検査をスムーズに通過するための裏ワザ
- ランド・シーそれぞれで混雑を避けやすい検査場所
ディズニー手荷物検査で引っかかるもの一覧
- 手荷物検査で引っかかるもの
- スマホはポケットに入れたままでOK?
- 持ち込みたいお菓子やペットボトル
- 手荷物検査で引っかかる人の特徴
手荷物検査で引っかかるもの
ディズニーでは、すべてのゲストが安全に楽しめるよう、持ち込みが禁止されているものが厳格に定められています。
うっかり持ち込んでしまい、検査で時間をロスすることがないように、事前にしっかりと確認しておきましょう。
主に、「危険物」と「他のゲストの迷惑になるもの」が持ち込み禁止の対象です。
公式サイトで定められている主な禁止品は以下の通りです。
カテゴリ | 具体的な品目例 |
---|---|
危険物(模倣品を含む) | 刃物類、銃器(モデルガン等も含む)、火薬類、スタンガン、催涙スプレーなど |
遠隔操作可能な機器 | ドローン、ラジコン機など(パーク内で販売されているものを除く) |
特定の飲食物 | アルコール飲料、カン、ビンに入った飲み物 |
大きな荷物 | スーツケース、キャリーケース等のカート類、ハードケース |
その他 | ペットや動物(アシスタンスドッグを除く)、その他運営の妨げとなるもの |
参照:東京ディズニーリゾート:パークへお持ち込みいただけないもの
間違いやすい持ち物にも注意!
特に注意したいのが、開園待ちで使いたい折りたたみ椅子や三脚などです。
これらも他のゲストの迷惑になる可能性があるため、持ち込みが認められない場合があります。
スマホはポケットに入れたままでOK?
結論から言うと、スマートフォンはポケットから出して、あらかじめカバンの中に入れておくことが強く推奨されています。
公式サイトの案内でも、「Step1 ポケットの中のものは、すべてカバンに入れてください。」と明記されています。
スマートフォンだけでなく、小銭、鍵、モバイルバッテリーなどの金属類や電子機器類も同様です。
ディズニーの入場荷物検査の機械、
片手にハピエンの紙、もう片手にスマホしか持ってなかった母が引っかかったので基準が謎…その数分前にたくさん荷物持って通った時は引っ掛からなかったんですよ(ハピエン🎫忘れて取りに帰った母)
— きづき⭐️🍃10/4オフたま6️⃣い(🧮) (@cos_yuumi) October 15, 2025
持ち込みたいお菓子やペットボトル
パーク内で小腹が空いた時のためにお菓子を持っていきたい、飲み物を節約したい、と考える方も多いでしょう。
飲食物の持ち込みルールは少し複雑ですが、ポイントを押さえれば問題ありません。
食べ物の持ち込みについて
原則として、パークへの食べ物の持ち込みは禁止されています。
ただし、以下のような場合は例外的に認められています。
- 食物アレルギー等、食事に制限がある方のための特別食
- 小さなお子様のための離乳食
アメやガムといった小さなお菓子については、キャストの判断で黙認されるケースも多いようです。
しかし、公式ルールでは許可されていない点は理解しておく必要があります。
お弁当などを持ち込んでパーク内で食べることはできませんのでご注意ください。
飲み物の持ち込みについて
飲み物に関しては、食べ物よりもルールが緩やかです。
重要なのは容器の種類です。
- 持ち込みOK:水筒、ペットボトル
- 持ち込みNG:カン、ビン、アルコール飲料
安全上の理由から、カンやビンは持ち込むことができません。
夏場の水分補給は非常に重要ですので、水筒やペットボトル飲料を準備していくことをおすすめします。
手荷物検査で引っかかる人の特徴
最も一般的な特徴は、やはり荷物が多い、または整理されていないことです。
大きなリュックサックや複数のバッグを持っていると、キャストが中身を確認するのに時間がかかります。
特に、バッグの底の方にあるものが見えにくいと、一つ一つ荷物を取り出して確認する必要が出てくるかもしれません。
また、以下のような行動も引っかかりやすい人の特徴と言えます。
- 準備不足:検査の直前になってから、慌ててポケットの中身を出す。
- 電子機器の多さ:カバンの中にモバイルバッテリーや充電コード、ゲーム機などが無造作に入っていると、機械が反応しやすくなるという声もあります。
- ベビーカーの荷物:ベビーカーの下のカゴに荷物をたくさん載せている場合も、検査の対象となります。
以前、友人がカメラや複数のレンズ、バッテリーなどを大きなカメラバッグに入れていたところ、やはり目視での確認に少し時間がかかっていました。
カバンの中が整理されているだけでも、キャストさんの確認は格段に速くなりますよ。
要するに、「検査に時間がかかりそう」と客観的に見える状態を避けることが、スムーズな通過の鍵となります。
ディズニー手荷物検査で引っかかるものを避けるコツ
- スムーズに通過する手荷物検査の裏ワザ
- ランドの手荷物検査で早い場所はどこ?
- シーの手荷物検査で早い場所はどこ?
- 手荷物検査の開始時間、何時から?
- 手荷物検査をされなかったケースとは?
- ディズニー手荷物検査で引っかかるものを再確認
スムーズに通過する手荷物検査の裏ワザ
いわゆる裏技のような特別なテクニックは、残念ながら見当たりませんでした。
ただ少し事前に準備すると、荷物検査をかなりスムーズに通過することができます。
誰でも実践できる簡単なコツばかりですので、ぜひ試してみてください。
荷物が多い場合はコインロッカーへ
言うまでもなく、荷物が少なければ少ないほど検査は早く終わります。
もし荷物が多い場合は、パーク外のコインロッカーに荷物を預けることをおすすめします。
荷物を減らしてから手荷物検査にのぞむと、スムーズにパークインできる確率があがります。
カバンの中を整理整頓
キャストが見やすいように、ポーチなどを活用して中身を整理しておきましょう。
何がどこに入っているか一目で分かると、確認作業が瞬時に完了します。
検査前の準備
自分の順番が近づいてきたら、ポケットの中身をカバンに移し、バッグのファスナーを開けておきます。
この一手間があるだけで、自分の番になった時にすぐ行動できます。
並ぶ列を見極める
大人数のグループや小さなお子様連れの家族が多い列は、一人当たりの検査に時間がかかる傾向があります。
可能であれば、1〜2人組のゲストが多い列を選ぶと、比較的早く進む可能性があります。
家族やグループでの役割分担も有効
複数人で訪れる場合は、一人が荷物係となって全員の荷物をまとめると効率的です。
他のメンバーは身軽な状態で先に検査ゲートを通過します。
後で合流する必要がありますが、全体の時間を短縮できる場合があります。
ランドの手荷物検査で早い場所はどこ?
ランドの手荷物検査は、主に3つのエリアで行われます。
「舞浜駅側」「駐車場側」、そして「ディズニーランド・ステーション下」です。
この中で、比較的スムーズに進む可能性が高いのは「ディズニーランド・ステーション下」です。
緑:舞浜駅側
黄:駐車場側
その理由は、検査方法の違いにあります。
舞浜駅側や駐車場側がキャストによる目視での手荷物検査が中心です。
対してディズニーランド・ステーション下の一部ではウォークスルー型の保安検査機が導入されているためです。
この機械検査は一人あたりの処理速度が非常に速く、列の進みが早い傾向にあります。
キャストの案内に従いましょう
ただし、これらの検査場所へはゲストが自由に選んで行けるわけではなく、到着した場所からキャストによって案内されることがほとんどです。
特に、ステーション下の一部はディズニーホテル宿泊者専用となる時間帯もあります。
「空いているから」と自分だけで判断して移動せず、必ずキャストの指示に従ってください。
シーの手荷物検査で早い場所はどこ?
シーのエントランスは、「メインエントランス・ノース」と「メインエントランス・サウス」の2つに分かれています。
このうち、比較的空いている傾向にあるのは「メインエントランス・サウス」です。
理由はいくつか考えられます。
まず、JR舞浜駅やバスターミナルから近い「ノース」に人の流れが集中しやすいことが挙げられます。
また、「ノース」側にはディズニーホテル宿泊者専用の入園レーンが設けられています。
結果として、一般ゲストが利用できるゲートの数が減り、一列が長くなりがちです。
手荷物検査の開始時間は何時から?
ディズニーリゾートの手荷物検査は、パークの公式開園時間よりも早く始まります。
これは、開園と同時に多くのゲストをスムーズにパーク内へご案内するためです。
具体的な開始時間はその日の開園時間や混雑状況によってかわります。
一般的に、東京ディズニーランドでは朝7時〜7時20分頃、東京ディズニーシーでは朝8時〜8時30分頃に検査が開始される傾向にあります。
ご存知の通り、両パークの公式開園時間は9時とされていますが、実際には8時台にオープンすることがほとんどです。
ランドとシーでの検査タイミングの違い
ランドでは、シーより早く荷物検査が始まります。
理由はエントランスの収容能力がランドの方が高いからです。
シーはエントランスが非常に狭いため、荷物検査を始めた後にエントランスが人でいっぱいになってしまいます。
そうなると結局荷物検査ができません。
手荷物検査をされなかったケースとは?
「友人は検査されたのに、自分はされなかった」「荷物の中を見られなかった」といった経験談を聞くことがあるかもしれません。
しかし、現在のディズニーのセキュリティ体制において、手荷物検査を全くされない、ということは基本的にありません。
全エントランスで保安検査の実施が義務付けられており、すべてのゲストが何らかの形でチェックを受けています。
「検査されなかった」と感じるケースの多くは、ウォークスルー型の保安検査機を意識せずに通過している可能性が高いです。
ディズニーで手荷物検査されなかったけど大丈夫? pic.twitter.com/sgGmyRCE6B
— IoT HACK (@gcstoryiot) July 9, 2024
ディズニー手荷物検査で引っかかるものを再確認
最後に、この記事の要点をリスト形式でまとめます。
ディズニーリゾートでの素晴らしい一日をスムーズにスタートさせるために、これらのポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
- 手荷物検査はパークの公式開園時間より早く始まる
- 刃物や火薬類などの危険物は模倣品も含めて持ち込み禁止
- ドローンやラジコン機も持ち込めない
- アルコール飲料、カン、ビンは全面的に持ち込み不可
- スーツケースやキャリーケースなどの大きな荷物も対象外
- スマートフォンや小銭は事前にカバンの中へ移しておく
- 食べ物の持ち込みは原則禁止だが例外もある
- アレルギー対応食や離乳食は持ち込み可能
- 飲み物はペットボトルや水筒であれば持ち込める
- 荷物が多い、または整理されていないと検査に時間がかかりやすい
- 事前の準備と当日の工夫がスムーズな通過の鍵
- ランドはディズニーランド・ステーション下の機械検査が早い傾向
- 現在、検査を全くされないということは基本的にない
- 持ち込みルールや検査は全ゲストの安全を守るためにある