東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」に隣接するファンタジースプリングスホテルは、ディズニーファン待望の新しいホテルです。
この記事では、部屋の種類や位置、値段、客室数、一人あたりの費用について解説します。
2人から4人で泊まれる部屋や3人向けのアクセシブルルーム、最安値の安い部屋など、予算や人数に合わせて選べるのが魅力です。
部屋の位置や種類によって景観が異なり、特におすすめはパークグランドビューやバルコニー付きのお部屋です。
宿泊を計画中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事で以下のことが分かります。
ポイント
- ファンタジースプリングスホテルの部屋の種類や特徴
- 各部屋ごとの値段の目安
- 最安値や安い部屋の選び方
ファンタジースプリングスホテルの部屋の位置と種類
- 部屋の位置
- 部屋の種類
部屋の位置
ファンタジースプリングスホテルの各部屋の値段は主にエリアごとに分かれています。
このホテルの主な区分はファンタジーシャトーとグランドシャトーの2つに分かれており、ファンタジーシャトーはややスタンダードなコンセプトとなっており、グランドシャトーはハイグレードのスイートルームが提供されています。
さらにファンタジーシャトーでさらにベイエリアサイト、ホテルエントランスサイド、ローズコートサイド、スプリングサイド、と4つにエリアが分かれており、景観が変わることに留意しましょう。
ファンタジーシャトー
ベイエリアサイドの特徴
ファンタジースプリングスホテルのファンタジーシャトーにおけるベイエリアサイドの客室は、駐車場や往来する電車、周辺のオフィシャルホテルを望む景観が特徴です。
このサイドの客室は、他のサイドと比べて料金が比較的抑えられており、予算を重視する方に適しています。
しかし、ベイエリアサイドからはパーク内の景色やショーを直接楽しむことが難しいため、ディズニーシーの雰囲気を客室から堪能したい方には物足りなさを感じるかもしれません。
また、駐車場に面しているため、周囲の景観が他のサイドと比べて魅力に欠ける可能性があります。
一方で、ベイエリアサイドの客室は他のサイドに比べて予約が取りやすいようで、急な宿泊計画や予算を抑えたい方には便利みだいです。
また、ホテル内の設備やサービスは他のサイドと同様に充実しているため、宿泊自体の快適さには影響がありません。
総じて、ファンタジーシャトーのベイエリアサイドは、景観よりも予算や予約のしやすさを重視する方に適した客室と言えるでしょう。
ただし、ディズニーシーの雰囲気を客室から楽しみたい場合は、他のサイドの客室を検討することをおすすめします。
ホテルエントランスサイドの特徴
ファンタジースプリングスホテルのファンタジーシャトーにあるホテルエントランスサイドの客室は、ホテルのメインエントランス側に位置し、アクセスの利便性が高いことが特徴です。
窓からの景観は主にホテルのエントランスやロータリーを望むものですが、高層階の一部客室からはプロメテウス火山やファンタジースプリングスエリアを垣間見ることができます。
また、夜間にはパーク内の花火を客室から部分的に鑑賞できる場合もあり、特に8階以上の客室ではその可能性が高まります。
客室内のアメニティも充実しており、ディズニーキャラクターがデザインされたアイテムや、シャンプー、コンディショナー、ボディソープなどが揃っています。
また、無料のミネラルウォーターやコーヒー・お茶のセットも用意されており、快適な滞在をサポートします。
ただし、エントランスサイドの客室はパークビューの部屋と比べると景観の魅力が控えめである点がデメリットとして挙げられます。
しかし、その分料金がリーズナブルに設定されており、予約も比較的取りやすい傾向にあるようです。
ローズコートサイドの特徴
ファンタジースプリングスホテルのファンタジーシャトーに位置する「ローズコートサイド」は、ディズニー映画『美女と野獣』をテーマにした中庭「ローズコート」を望む客室エリアです。
この中庭には、ベルと野獣が魔法のバラを手にした岩のオブジェや、ルミエール、コグスワース、ポット夫人とチップ、ワードローブを象った岩などが配置され、映画の世界観を感じられる造りになっています。
ローズコートサイドの客室は、中庭を囲むように配置されており、部屋からは美しい庭園の景色を楽しむことができます。
特に一部の客室はディズニーリゾートを展望できるパークビューとなっており、ローズコート越しにファンタジースプリングスや東京ディズニーシーの風景を望むことができます。
しかし、ローズコートサイドの全ての客室がパークビューではないため、パークの景色を楽しみたい方は必ずパークビューを予約してください。
ローズコートサイドの客室は、ディズニー映画の世界観を間近に感じられるようになっています。
ただし、希望する景観や部屋の位置については事前に確認し、期待に沿った形になるようにしましょう。
スプリングスサイドの特徴
ファンタジースプリングスホテルのファンタジーシャトーに位置するスプリングスサイドは、東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」に面した特別な客室エリアです。
全15室のみで、広さは50平米とゆったりしており、14室は大人5名まで宿泊可能ですが、1室だけ車いすの方が快適に過ごせるよう、定員3名のデラックス・アクセシブルルームが提供されています。
客室からは、アレンデール城などのパークの景観を楽しむことができ、特に夜景は幻想的です。
客室タイプは、デラックス・アルコーヴルームやデラックス・バルコニールームなど多彩で、パークグランドビューの部屋からはファンタジースプリングスエリアを一望できます。
内装はディズニー映画のキャラクターや草花をモチーフにしたデザインで、魔法の泉や自然の要素が随所に施されています。
ベッドはレギュラーサイズが2台設置され、トランドルベッドやアルコーヴベッドなども備えられており、家族連れやグループでの利用に適しています。
トイレが2箇所設置されているため、大人数での宿泊でも快適に過ごせます。
バスルームは広めで、お子様と一緒に入浴する際も安心です。
ただし、注意点として、このサイドの一部の部屋にはパーシャルビューと呼ばれる客室があり、その部屋は建物の構造上、視界が遮られることがあるため、眺望を重視する方には物足りない場合があります。
パークの景色を満喫したい場合は必ずパークグランドビューを選びましょう。
また、スプリングスサイドの客室は全15室と限られており、特にパークグランドビューやバルコニー付きの部屋は競争率が高く、予約が難しい場合があります。
スプリングスサイドは、広々とした客室と充実したアメニティ、そしてパークの美しい景観を楽しめる特別なエリアです。
家族やグループでの宿泊に最適ですが、予約の難しさや料金の変動には注意が必要です。
滞在を計画する際は、これらの点を考慮して準備を進めることをおすすめします。
グランドシャトー
ファンタジースプリングスホテルの「グランドシャトー」は、東京ディズニーシー内に位置する最上級のラグジュアリーホテルです。
全56室の客室は、すべてバルコニーまたはテラス付きで、新エリア「ファンタジースプリングス」の美しい景観を楽しめます。
客室は広さ70㎡から100㎡まであり、豪華で気品あふれる装飾が施されています。
宿泊者は専用の「グランドシャトー・ラウンジ」でチェックインを行い、ウェルカムドリンクのサービスを受けられます。
ただし、宿泊料金は1泊約30万からと高額です。
また、特典の中には事前の申告や予約が必要なものもあるため、利用の際には注意が必要です。
総じて、グランドシャトーは最高級のサービスと特典を提供する一方で、高額な料金設定や事前手続きの必要性など、利用者が注意すべき点も存在します。
宿泊を検討する際は、これらの点を踏まえて計画を立てることをおすすめします。
部屋の種類
部屋の種類は様々な要素が組み合わさって決まっています。
(例:どのエリアか、グレード、バルコニーがあるか、アルコーヴベッドがあるか、景色はどうなのか、車いすの方のための部屋か、等)
以下それぞれの部屋の種類について説明します。
ファンタジーシャトー(ベイエリアサイド・ホテルエントランスサイド・ローズコートサイド)
ファンタジーシャトーのベイエリアサイド、ホテルエントランスサイド、ローズコートサイドはバルコニー付属の部屋がありません。
又ほとんどの部屋の定員は2人~4人となっており、車いすの方が快適に利用できるデラックス・アクセシブルルームは定員は3人までとなっています。
スーペリアルーム
スーペリアルームは、快適さと利便性を兼ね備えた客室です。
レギュラーベッド2台に加え、引き出し式のトランドルベッド1台とクルーズベッド1台が備えられており、最大4名まで宿泊可能です。
家族連れやグループでの利用に適しています。
客室の広さは41㎡で、ゆったりとした空間が確保されています。
全室禁煙で、清潔な環境が保たれています。
アメニティとして、歯ブラシ、ブラシ、室内用スリッパ、ウォッシュクロス、綿棒やヘアバンドが含まれたアメニティーキットが用意されています。
備品には、一般放送やディズニーチャンネルが視聴可能なテレビ、タオル類、ハンドソープ、ヘアドライヤー、セパレートタイプの大人用パジャマ、シャワートイレ、セーフティーボックス、冷蔵庫、電気湯沸しポット、無料のコーヒーやお茶、ディスペンサー式のシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、無料のミネラルウォーターが揃っています。
お子様向けの設備として、客室内にお子様用スリッパ、歯ブラシ、マグカップ、子ども用踏み台が常設されています。
さらに、当日の要望に応じてお子様用パジャマやおむつ袋が提供され、事前予約によりおねしょパッド、子ども用補助便座、生後18カ月未満の乳児向けのベビーベッド、ベビーバス、湯温計の貸し出しも可能です。
これらのサービスは、小さなお子様連れの家族にとって大きな助けとなるでしょう。
インターネット環境も整備されており、Wi-Fi対応機器を持参すれば無料で接続可能です。
各階にはアイスディスペンサーが設置されており、客室内のミネラルウォーターは無料で提供されています。
ただし、追加分は有料となる点に注意が必要です。
また、無料のコーヒーやお茶、ミネラルウォーターの提供数は客室タイプによって異なるため、事前に確認すると良いでしょう。
スーペリアルームは、広さと設備の充実度から、家族連れやグループでの宿泊に最適です。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
スーペリア・アルコーヴルーム
スーペリア・アルコーヴルームは、スーペリアルームにアルコーヴベッドを備えたルームとなっています。
アルコーヴベッドとは、通常のレギュラーベッドとは異なり、壁の一部をくぼませて設置されています。
これにより、部屋全体が広く感じられるだけでなく、プライベートな空間も確保されています。
特に、ファンタジースプリングスホテルの客室では、このアルコーヴベッドが物語の世界観を反映した装飾とともに配置されており、おしゃれな空間を演出しています。
ファンタジーシャトーのスーペリア・アルコーヴルームでは、レギュラーベッド2台に加えて、引き出し式のトランドルベッド1台とアルコーヴベッド1台が設置されています。
この配置により、最大4名まで快適に宿泊することが可能です。
客室の広さはスーペリアルームと同じく41平方メートルで、ゆったりとした空間が確保されています。
また、全室禁煙で、清潔で快適な環境が保たれています。
その他アメニティーや備品についてはスーペリアルームと同じです。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
デラックスルーム
デラックスルームはスーペリアルームより一つ上のグレードの部屋となっています。
部屋の広さは、スーペリアルームよりも広めとなっており、48㎡とよりゆったりとした空間を提供しています。
尚、アメニティーや備品はスーペリアルームと同等となっています。
一方で、他の客室タイプと比べて料金が高めに設定されている可能性があります。
また、人気の高い客室であるため、予約が取りにくい場合も考えられます。宿泊を検討する際は、早めの予約がおすすめです。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
デラックス・アクセシブルルーム
ファンタジーシャトーのデラックス・アクセシブルルームは、車椅子をご利用の方々が快適に過ごせるよう設計された客室です。
ドアの開口部が広く、バスルームには手すりが設置されており、移動や使用がスムーズに行えます。
室内は48平方メートルの広さで、ツインベッド2台とクルーズベッド1台を備え、最大3名まで宿泊可能です。
その他、アメニティや備品についてはスーペリアルームと一緒です。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
景観について
ローズコートサイドにはパークビューと呼ばれる部屋がいくつかあります。
これは東京ディズニーリゾートのパークの景色を見ることが出来る特別な部屋となっています。
もしパークの景色を見たい方は是非ここに予約を入れてください。
ファンタジーシャトー(スプリングスサイド)
スプリングスサイドはパークを正面に見た位置ある建物です。
従ってパークの景色を見れる部屋もあるのですが、ここで注意!
部屋の種類にパーシャルビューとパークグランドビューの2種類あって、景色が見れるのはパークグランドビューです!
パーシャルビューは建物の壁や屋根などによりほぼ視界が遮られると公式サイトに書いてあります!
またその他の特徴として、スプリングスサイドの部屋は他のサイドの部屋と違って定員が5名となっており、又バルコニーが付属されている部屋もあります。
さらに、スーペリアルームが無く、すべてデラックスルームとなっていることがあげられます。
デラックス・アルコーヴルーム(パーシャルビュー)
ファンタジーシャトーのスプリングスサイドに位置するデラックス・アルコーヴルーム(パーシャルビュー)は、50平方メートルの広さを持ち、最大5名まで宿泊可能な客室です。
この部屋は、レギュラーベッド2台に加え、引き出し式のトランドルベッド1台、壁のくぼみを利用したアルコーヴベッド1台、さらにクルーズベッド1台が備えられており、家族連れやグループでの利用に適しています。
室内のデザインは、ディズニー映画のキャラクターや草花をモチーフにした装飾が施され、ファンタジックな雰囲気を醸し出しています。
壁紙や照明器具など、細部にまでこだわりが感じられ、ディズニーの世界観を存分に堪能できます。
また、洗面台やトイレが2箇所設置されており、大人数での宿泊でも快適に過ごせる設計となっています。
アメニティも充実しており、歯ブラシ、ブラシ、室内用スリッパ、ウォッシュクロス、アメニティーキット(綿棒・ヘアバンド)などが揃っています。
さらに、無料のコーヒーやお茶、ミネラルウォーターも提供されており、快適な滞在をサポートします。
お子様向けの設備として、お子様用スリッパや歯ブラシ、マグカップ、子ども用踏み台などが常設されており、家族連れにも配慮されています。
しかし、客室はファンタジースプリングス側に面していますが、建物の壁や屋根などによって視界が遮られるため、眺望は限定的です。
総じて、ファンタジーシャトーのスプリングスサイド デラックス・アルコーヴルーム(パーシャルビュー)は、広々とした空間と充実した設備で、家族連れやグループでの宿泊に適しています。
しかし、眺望や予約の難易度、料金変動などの点を考慮し、事前に十分な計画を立てることが重要です。
詳細は公式サイトをご覧ください。
デラックス・アルコーヴルーム(パークグランドビュー)
ファンタジーシャトーのスプリングサイドに位置するデラックス・アルコーヴルーム(パークグランドビュー)は、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの中でも特に魅力的な客室です。
この部屋は、ファンタジースプリングスの美しい景観を正面から楽しむことができます。
客室の広さは50平方メートルで、最大5名まで宿泊可能です。
ベッド構成は、レギュラーベッド2台、引き出し式のトランドルベッド1台、壁のくぼみを利用したアルコーヴベッド1台、さらにクルーズベッド1台が備えられており、家族連れやグループでの利用に適しています。
内装はパーシャルビューの部屋と同様に、「ラプンツェル」や「バンビ」などのディズニーキャラクターや草花をモチーフにしたデザインが施され、魔法の泉や自然の要素が随所に感じられる空間となっています。
この部屋の最大の特徴は、ファンタジースプリングスを一望できる眺望です。
特に夜間には、アレンデール城のライトアップやパーク全体の幻想的な夜景を客室から楽しむことができます。
この特別な景色は、宿泊者に忘れられない思い出となるでしょう。
一方で、デラックス・アルコーヴルーム(パークグランドビュー)は人気が高く、予約が取りにくい場合があります。
また、他の部屋タイプと比較して料金が高めに設定されているため、予算に注意が必要です。
総じて、デラックス・アルコーヴルーム(パークグランドビュー)は、ファンタジースプリングスの魅力を最大限に体感したい方におすすめの客室です。
詳細は公式サイトをご覧ください
デラックス・バルコニールーム(パークグランドビュー)
この客室は約50平方メートルの広さを持ち、レギュラーベッド2台、引き出し式のトランドルベッド1台、さらにクルーズベッド2台を備えており、最大で大人5名まで宿泊可能です。
室内は草花やディズニーキャラクターをモチーフにした装飾が施され、ファンタジーの世界観を感じられるデザインとなっています。
最大の魅力は、バルコニーがついており、そこから望むファンタジースプリングスの絶景です。
特に夜間には、ライトアップされたアレンデール城やプロメテウス火山など、幻想的な風景を楽しむことができます。
また、バルコニーに出ることで、パーク内のBGMや雰囲気を直接感じられる点も特筆すべきポイントです。
一方で、この客室は全419室あるファンタジーシャトーの中でも、バルコニー付きはわずか4室(デラックス・バルコニールーム2室、デラックス・バルコニー&アルコーヴルーム2室)のみとなっており、予約が非常に困難です。
そのため、宿泊を希望する場合は早めの予約が推奨されます。
また、宿泊料金は時期や予約状況によって変動しますが、他の客室タイプと比較して高めに設定されています。
例えば、ある宿泊者は1泊121,000円で宿泊したとの報告があります。
このため、予算面での検討も必要です。
総じて、「デラックス・バルコニールーム(パークグランドビュー)」は、ファンタジースプリングスの魅力を存分に味わいたい方にとって最高の部屋となるでしょう。
詳細は公式サイトをご覧ください
デラックス・バルコニー&アルコーヴルーム(パークグランドビュー)
こちらは先ほど紹介したデラックス・バルコニールームのクルーズベッド1台の代わりに、壁のくぼみを利用したアルコーヴベッド1台備え付けられた部屋となっています。
こちらもバルコニーからパークの景色一面を眺めることが出来る最高の展望となっており、パークの魅力を十分満喫できるでしょう。
他部屋の広さ、設備などはデラックスバルコニールームと同じになっているのでそちらを参考にしてください。
又詳細は、公式サイトをご覧ください。
デラックス・アクセシブルルーム(パーシャルビュー)
デラックス・アクセシブルルーム(パーシャルビュー)は、車椅子をご利用の方々が快適に過ごせるよう設計された客室です。ドアの開口部が広く、バスルームには手すりが設置されており、移動や使用時の負担を軽減します。
この客室はファンタジースプリングス側に面していますが、建物の構造上、壁や屋根によって眺望が制限されています。
そのため、景観を重視する方には物足りなさを感じるかもしれません。
しかし、50平方メートルの広さを持ち、最大3名まで宿泊可能なツインルームとして、ゆったりとした空間を提供しています。
又、設備やアメニティーに関しては他の部屋と同等の充実したものがそろっています。
注意点として、この客室は主に車椅子をご利用の方を想定して設計されています。
そのため、一般の方が利用する際には、設備や配置が通常の客室と異なる場合があります。
また、眺望が制限されているため、景色を楽しみたい方には他の客室タイプを検討することをおすすめします。
総じて、デラックス・アクセシブルルーム(パーシャルビュー)は、車椅子をご利用の方々に配慮した設備と広々とした空間を提供する客室です。
詳細は、公式サイトをご覧ください。
グランドシャトー
東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの「グランドシャトー」は、最高級の宿泊体験を提供するラグジュアリータイプの客室です。
豪華で気品あふれる装飾が施された空間で、全客室でバルコニーが付属しており、ファンタジースプリングスの美しい景観を一望できます。
客室は広々としており、リビングルームとベッドルームに分かれた間取りとなっています。
スイートルームという名称はついていませんが、実質的にスイートルームと同等の広さと設備を備えています。
宿泊者限定のレストラン「ラ・リベリュール」では、朝食と夕食を楽しむことができます。
特に夕食時には、ミッキーマウスとの特別なグリーティングが体験でき、専用の個室で写真撮影やサインをもらうことも可能です。
料理はシェフこだわりのフランス料理で、キャビアやフォアグラなど高級食材を使用したメニューが提供されます。
グランドシャトーの宿泊特典として、客室1室につき8枚のアトラクション利用券と4枚のショー鑑賞券が提供されます。
これらは客室料金に含まれており、ディズニーランドとディズニーシーの人気アトラクションで使用可能です。
プレミアアクセス利用者と同じ優先入場口から短い待ち時間で利用できます。
ただし、ファンタジースプリングス内のアトラクションは対象外となっています。
宿泊料金は、最も手頃な客室タイプで1泊30万円からとなっており、東京ディズニーリゾート内のホテルとしては最高価格帯の設定です。
尚、この料金には朝食代は含まれていません。
他のディズニーホテルの上級グレードの客室と異なる点で、注意が必要です。
グランドシャトーのアメニティは、ファンタジーシャトーとは異なる専用デザインが採用されています。
バスアメニティにはフランスの高級ブランド「ゲラン」の製品が使用されています。
スリッパやバスローブ、歯ブラシなどには、グランドシャトー専用のロゴが入っており、よりラグジュアリーな印象です。
グランドシャトー・ゲートウェイからファンタジースプリングスに自由に入場することができるのもグランドシャトーの特権と言えるでしょう。
以下それぞれの部屋の説明をします。
アルコーヴルーム
アルコーヴルームは、家族連れやグループでの宿泊に最適な客室です。
広さは約70平方メートルで、レギュラーベッド2台に加え、壁のくぼみを利用したアルコーヴベッド1台、さらに引き出し式のトランドルベッド1台またはクルーズベッド1台が備わっています。
これにより、最大4名まで快適に宿泊することが可能です。
一部の客室には、バルコニーにイスとテーブルが設置されており、ファンタジースプリングスの美しい景観を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、全室禁煙で、清潔で快適な環境が保たれています。
アルコーヴルームに宿泊することで、東京ディズニーリゾートのプライベートVIPツアーを申し込むことが可能です。
専属のガイドが希望に合わせてパーク内を案内し、アトラクションやショーをスムーズに楽しむことができます。
ただし、ツアーの枠数には限りがあり、予約できない場合もあるため、早めの申し込みが推奨されます。
注意点として、バルコニーにイスとテーブルが設置されていない客室もあります。
予約時に確認することをおすすめします。
また、アルコーヴベッドやトランドルベッドは通常のベッドよりもサイズが小さいため、利用者の体格を考慮する必要があります。
全体として、グランドシャトーのアルコーヴルームは、広々とした空間と多彩なベッド配置により、家族やグループでの宿泊に適しています。
詳細は公式サイトをご覧ください。
テラスルーム
この客室は5階から7階にあり、広さは70平方メートルで、最大4名まで宿泊可能です。
ベッド構成は、レギュラーベッド2台に加え、引き出し式のトランドルベッド1台とクルーズベッド1台が備えられています。
これにより、家族連れやグループでの利用に適しています。
こちらの部屋はバルコニーではなくテラスとなっており、その違いは広さにあります。
テラスはバルコニーよりも広く、ゆったりと過ごすことが出来ます。
テラスからは、ファンタジースプリングスの魅力的な景観を一望でき、昼夜を問わず魔法のような雰囲気を堪能できます。
また、客室内にはディズニーチャンネルが視聴可能なテレビ、無料のWi-Fi、セパレートタイプの大人用パジャマ、子供用のスリッパや歯ブラシなど、充実したアメニティが揃っています。
さらに、無料のコーヒーやお茶、ミネラルウォーターも提供されており、快適な滞在をサポートします。
こちらのお部屋も特典として、予約したゲストは、専属ガイドがパーク内を案内する「プライベートVIPツアー」を申し込むことが可能です。
ただし、ツアーの枠数には限りがあり、希望日に予約できない場合もあります。
注意点として、客室は全室禁煙であり、掲載されている画像はルームタイプの一例であるため、実際の部屋とは異なる場合があります。
また、無料のコーヒーやお茶、ミネラルウォーターの提供数は客室タイプによって異なります。
さらに、ペーパーバッグが必要な場合はキャストに申し出る必要があり、紙ゴミ削減の取り組みに協力することが求められます。
グランドシャトーのテラスルームは、贅沢で快適な滞在を提供し、ディズニーの魔法に包まれた特別な時間を過ごすのに最適な選択肢です。
詳細は公式サイトをご覧ください。
テラス&アルコーヴルーム
テラス&アルコーヴルームはテラスルームにあるクルーズベッドの代わりにアルコーヴベッドが備え付けられた部屋となっています。
それ以外にもレイアウトは大分違うものの、こちらも70㎡と非常にゆったりとしたものとなっています。
又得点や備品に関しても他のグランドシャトーと同じようになっています。
総じて、テラス&アルコーヴルームもテラスでゆったりとパークの景色を満喫することが出来る最高のお部屋です。
詳細は公式サイトをご覧ください。
テラス・アクセシブルルーム
「テラス・アクセシブルルーム」は、車イス利用の方に配慮した設計が施されています。
ドアの開口部が広く、バスルームには手すりが設置されており、快適に過ごせる環境が整っています。
この客室は3階に位置し、広さは70平方メートルで、最大3名まで宿泊可能です。
テラスからはファンタジースプリングスの美しい景観を楽しむことができます。
尚、窓の最大開口幅は約60cm、窓下の巾木高は約15cm、テラスの手すり高は約113cmとなっています。
車イス利用の方がテラスに出るのに困難な場合は、キャストのサポートを受けることが出来ます。
その他設備やアメニティについては他のグランドシャトーのルームと同等となっています。
詳細は公式サイトをご覧ください。
グランドルーム
東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの「グランドシャトー」にある「グランドルーム」は、贅沢な滞在を求めるゲストに最適な客室です。
グランドルームはグランド・テラスルーム含めてたったの4室しかなく、広さはなんと100平方メートルあります。
ベッドは、レギュラーベッド2台、引き出し式のトランドルベッド1台、クルーズベッドを備え、最大4名まで宿泊可能です。
各部屋にはバルコニーがあり、新エリア「ファンタジースプリングス」の美しい景観を楽しめます。
「グランドルーム」は、広々とした空間と充実した設備で、特別な時間を過ごしたい方におすすめの客室です。
詳細は公式サイトをご覧ください。
グランド・テラスルーム
東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルの「グランドシャトー」にある「グランド・テラスルーム」は、贅沢な滞在を求める方に最適な客室です。
広さは約100平方メートルで、ゆったりとした空間が特徴です。
この部屋の最大の魅力は、専用の広いテラスから「ファンタジースプリングス」の美しい景観を一望できる点です。
特に夜間にはライトアップされた幻想的な風景を楽しむことができます。
テラスにはテーブルと椅子が設置されており、外の雰囲気を感じながらくつろぐことが可能です。
室内は高級感あふれるデザインでまとめられており、リビングエリアとベッドルームが独立しています。
ベッドルームには天蓋付きのベッドが配置され、優雅な雰囲気を演出しています。
また、バスルームには独立したシャワーブースがあり、快適に利用できます。
宿泊料金は1泊約43万円からと高額ですが、アトラクション利用券やショー鑑賞券などの特典が含まれており、特別な体験を求める方には価値のある選択肢となるでしょう。
ただし、朝食代は別途必要で、1人あたり6,500円となっています。
予約は東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトから可能で、宿泊日の4ヶ月前の同日11:00から受付が開始されます。
人気の高い客室タイプのため、予約開始と同時に埋まってしまうことも多いようです。
「グランド・テラスルーム」は、特別な時間を過ごしたい方にとって、最高の選択肢となるでしょう。
詳細は公式サイトをご覧ください。
ファンタジースプリングスホテルの部屋の値段
以下は主に客室の値段について述べています。
- 定員2人、3人、4人の部屋の値段
- 定員5人の部屋の値段
- 一人あたり値段
- ファンタジースプリングスホテルの部屋の位置と値段:まとめ
定員2人、3人、4人の部屋の値段
ファンタジースプリングスホテルの大部分の部屋は主にレギュラーベッド2台に加えて、普段はソファーのクルーズベッドや、引き出し式のトランドルベッドで拡張することでベッド数を増やすことが出来ます。
したがって大体のお部屋は2人~4人部屋となっています。
尚、ファンタジーシャトーのスプリングサイドの客室は定員5名です。
ここでは定員4名までの部屋の値段について説明します。
尚時期によって値段は変わるため、あくまでも目安です。実際の値段は公式サイトで確認してください
ファンタジーシャトー
ベイエリアサイド
平日 | 連休初日中日 | |
スーペリアルーム | 77,000 | 106,500 |
スーペリア・アルコーヴルーム | 77,000 | 106,500 |
デラックスルーム | 87,000 | 116,500 |
デラックス・アクセシブルルーム ※定員3名まで |
87,000 | 116,500 |
ホテルエントランスサイド
平日 | 連休初日中日 | |
スーペリアルーム | 77,000 | 106,500 |
スーペリア・アルコーヴルーム | 77,000 | 106,500 |
デラックスルーム | 87,000 | 116,500 |
ローズコートサイド
平日 | 連休初日中日 | |
スーペリアルーム | 79,500 | 109,000 |
スーペリア・アルコーヴルーム | 79,500 | 109,000 |
デラックスルーム | 89,500 | 119,000 |
デラックス・アクセシブルルーム ※定員3名まで |
89,500 | 119,000 |
スーペリアルーム(パークビュー) | 89,500 | 119,000 |
スーペリア・アルコーヴルーム(パークビュー) | 89,500 | 119,000 |
グランドシャトー
平日 | 連休初日中日 | |
アルコーヴルーム(4、5、7階)※ | 280,000 | 350,000 |
アルコーヴルーム(4-7階) | 285,000 | 355,000 |
アルコーヴルーム(8-9階) | 293,000 | 363,000 |
テラス・アクセシブルルーム(3階) ※定員3名まで |
303,000 | 373,000 |
テラス&アルコーヴルーム(3、5階) | 321,000 | 391,000 |
テラス&アルコーヴルーム(3-4階) | 321,000 | 391,000 |
テラスルーム(5-7階) | 329,000 | 399,000 |
グランドルーム(5-6階) | 385,000 | 455,000 |
グランドルーム(9階) | 393,000 | 463,000 |
グランド・テラスルーム(8階) | 411,000 | 481,000 |
※アルコーヴルーム(4、5、7階)はバルコニーに椅子とテーブルがありません。
まとめ
・平日や連休の最終日は安くなる傾向があり、連休の初日や中日は高騰します。
・ハイシーズン(ゴールデンウィーク、年末年始)は値段が高くなります。
定員5人の部屋の値段
ファンタジーシャトーのスプリングサイドのお部屋は定員5名となっており、大人数でも宿泊することが出来ます。
以下の表はスプリングサイドの客室の値段です。
尚値段はあくまでも目安です。確かな値段は公式サイトで確認してください。
平日 | 連休初日中日 | |
デラックス・アルコーヴルーム(パーシャルビュー) | 87,000 | 110,000 |
デラックス・アルコーヴルーム(パークグランドビュー) | 105,500 | 128,500 |
デラックス・アクセシブルルーム(パーシャルビュー) ※定員3名まで |
93,500 | 116,500 |
デラックス・バルコニールーム(パークグランドビュー) | 115,500 | 138,500 |
デラックス・バルコニー&アルコーヴルーム(パークグランドビュー) | 115,500 | 138,500 |
一人あたり値段
ファンタジースプリングホテルの一人当たりの値段について。
お部屋で購入した場合とバケーションパッケージを購入した場合で変わります。
お部屋ごとに購入した場合は客室単位でお支払することになるので部屋代を人数で割った数字が一人当たりの値段となります。
バケーションパッケージはお一人ずつの単位で購入することになるので、それぞれのバケーションパッケージの値段を支払うことになります。
バケーションパッケージの値段については公式サイトをご覧ください。
宿泊/客室ページ>各部屋のリンク>空室確認/宿泊プランボタンからバケーションパッケージを選択すると、希望の部屋に泊まれるパッケージを紹介してもらえるので大変便利です。
ファンタジースプリングスホテルの部屋の値段と位置:その補足事項
以下ファンタジースプリングスホテルについてのおまけ情報を述べています。是非最後までご覧ください。
- 最安値、最も安い部屋は?
- ファンタジースプリングスホテルの客室数
- おすすめの部屋
最安値、最も安い部屋は?
ファンタジースプリングホテルで最も安い部屋は、ファンタジーシャトーのベイサイドエリア、もしくはホテルエントランスサイドのスーペリアルーム、又はスーペリア・アルコーヴルームになります。
ファンタジーシャトー | |||
ベイエリアサイド | ホテルエントランスサイド | ||
スーペリアルーム | スーペリア・アルコーヴルーム | スーペリアルーム | スーペリア・アルコーヴルーム |
価格はおそらく最も安い時期で、¥6,8000ぐらいになるかと思います。
しかし最近は値上がりが続いているので確かな価格は公式サイトをご覧ください。
最近はディズニーホテルに限らずどんどんホテルの値段が上がっているのがつらい所ですね。。。
ファンタジースプリングスホテルの客室数
このホテルは「グランドシャトー」と「ファンタジーシャトー」の2つの棟から構成され、合計475室の客室を提供しています。
「グランドシャトー」はラグジュアリータイプの宿泊施設で、全56室が用意されています。
これらの客室はすべてファンタジースプリングスの景観を楽しめる位置にあり、バルコニーやテラスが設置されています。
また、リビングルームとベッドルームが分かれた広々とした空間が特徴です。
一方、「ファンタジーシャトー」はデラックスタイプの宿泊施設で、419室の客室があります。
客室は「ベイエリアサイド」「ホテルエントランスサイド」「ローズコートサイド」「スプリングスサイド」の4つのサイドに分かれており、それぞれ異なる景観を楽しむことができます
客室タイプもスーペリアルームやデラックスルームなど多彩で、家族連れやグループでの利用に適した部屋も用意されています。
おすすめの部屋
ファンタジースプリングスホテルに宿泊する際、特におすすめの部屋は「グランドシャトー」の客室です。
このエリアは全56室のみで構成され、全ての部屋から新エリア「ファンタジースプリングス」の景観を楽しむことができます。
特に、夜間のライトアップされたパークの眺めは格別で、ディズニーの魔法に包まれた特別な時間を過ごせます。
一方、「ファンタジーシャトー」の客室は419室あり、部屋の位置によって眺望が異なります。
「スプリングスサイド」や「ローズコートサイド」の一部の部屋からはパークビューを楽しめますが、全ての部屋がパークに面しているわけではありません。
特に「ベイエリアサイド」や「ホテルエントランスサイド」の部屋は、駐車場や他のホテルの景色となるため、パークの雰囲気を重視する方には物足りないかもしれません。
「グランドシャトー」の宿泊者には、専用エントランスの利用や限定グッズの購入、アトラクション利用券やショー鑑賞券の提供など、特典が豊富に用意されています。
これらの特典を活用することで、より充実したディズニー体験が可能となります。
ただし、「グランドシャトー」の宿泊料金は他の部屋タイプと比べて高額で、特に週末や連休などの繁忙期には価格が上昇する傾向があります。
また、全56室と部屋数が限られているため、予約が取りづらい場合もあります。
そのため、予算や旅行の目的に応じて、他の部屋タイプを検討することも一つの方法です。
まとめると、ファンタジースプリングスホテルでの特別な体験を求める方には「グランドシャトー」の客室がおすすめです。
しかし、予算や予約状況を考慮し、他の部屋タイプも含めて検討することで、自分に最適な滞在プランを見つけることができるでしょう。
ファンタジースプリングスホテルの部屋の位置と値段:まとめ
記事のポイントをまとめます。
- ファンタジースプリングスホテルは東京ディズニーシーに隣接している
- 位置はパークの新エリア「ファンタジースプリングス」に直結している
- ディズニーホテルの中でも最も新しいホテル
- ホテル内には豪華でテーマ性のある部屋が用意されている
- 部屋の種類は「ファンタジースプリングスホテル」と「グランドシャトー」の2つ
- グランドシャトーの部屋はさらにラグジュアリーな作り
- ファンタジースプリングスホテルの標準ルームは手頃な価格設定
- 部屋にはディズニー映画をモチーフにしたデザインが施されている
- 映画「アナと雪の女王」や「塔の上のラプンツェル」の世界観が楽しめる
- 客室からはパークの景色や新エリアが眺められる部屋もある
- ファンタジースプリングスホテルの宿泊料金はシーズンや部屋タイプで変動する
- 比較的高額だが、特別な滞在体験ができる
- ホテル宿泊者専用の特典や優先入場が用意されている
- 予約は非常に人気があり、早期の確保が必要
- ホテル内のダイニングやサービスも豪華で充実している