東京ディズニーランドの中に、選ばれた人しか入ることが許されない秘密のレストラン、ディズニークラブ33があることをご存知でしょうか。
一体クラブ33とは何か、その読み方から、多くの人が気になる会員になるにはどうすればいいのかという疑問。
過去に噂されたjcbカードでの入り方や、株主であれば入れるのかという話、そして会員権の値段についての情報など、謎は深まるばかりです。
中には、サービスが最悪だとか、すでに閉店したのでは?といったネガティブな噂まで存在します。
この記事では、クラブ33の会員になるための方法、ドレスコードや限定グッズ、キーホルダーの有無、利用したとされる有名人の話まで、あらゆる角度から徹底的に解説します。
なぜ入会が終了したのか、その理由や、現在日本でクラブ33に入るための唯一の方法に迫ります。
よろしくお願いします
この記事で以下のことが分かります。
ポイント
- クラブ33の基本情報と読み方
- 現在クラブ33の会員になるための方法
- 会員権の値段やドレスコードなどの詳細ルール
- 「閉店」や「最悪」といった噂の真相
謎多きディズニークラブ33の基本と入り方
- クラブ33とは?その読み方と日本のクラブ33の場所
- 会員になるには株主優待が必要?
- JCBでのディズニークラブ33入会は終了
- 現在のクラブ33への入り方と入るには
- 会員権の値段はいくらなのか
- 会員になっていると噂される有名人は誰?
クラブ33とは?その読み方と日本のクラブ33の場所
「クラブ33」とは、東京ディズニーランドのワールドバザール内にひっそりと存在する、完全会員制のレストランです。
ウォルト・ディズニーがVIPゲストをもてなすために考案したもので、世界中のディズニーパークの中でも限られた場所にしか存在しません。
ちなみに、この「33」という数字の読み方は、「サーティースリー」と読むのが正解です。
その由来には諸説ありますが、ディズニーランドの主要なスポンサーが当時33社だったから、という説が有力とされています。
日本のクラブ33は、ワールドバザールの三井住友銀行の隣にあり、目印となるのは「33」という数字がデザインされたドアプレートのみ。知らなければ通り過ぎてしまうほど、パークの景観に溶け込んでいます。
クラブ33の基本情報
名称 | クラブ33 (Club 33) |
---|---|
場所 | 東京ディズニーランド ワールドバザール内 |
形態 | 完全会員制レストラン |
料理 | 本格的なフレンチのコース料理 |
特徴 | パーク内で唯一アルコールが提供される特別な場所(現在は他のレストランでも提供あり) |
店内はヴィクトリア朝様式の豪華な内装で、ダイニングルームの他に、ウォルト・ディズニー自身が収集したアンティークの品々が飾られたラウンジもあります。
まさに夢と魔法の国に存在する、大人のための特別な空間と言えるでしょう。
会員になるには株主優待が必要?
「オリエンタルランドの株主になれば、クラブ33に入れるのでは?」と考える方もいるかもしれません
株主優待を目的に株式投資をする方も少なくないですから、当然の疑問です。
しかし、結論から言うと、株主優待を理由にクラブ33の会員になることや、レストランを利用することはできません。
オリエンタルランドの公式サイトで公開されている株主優待の内容は、主にパークで使える1デーパスポートの配布です。
保有株式数に応じて配布されるパスポートの枚数が変わる仕組みで、クラブ33の利用権に関する記述は一切ありません。
株主優待では入れません
オリエンタルランドの株主優待に、クラブ33の利用特典は含まれていません。
株式をどれだけ多く保有していても、それだけを理由にクラブ33へ入ることは不可能です。
これは、クラブ33が株主への還元ではなく、あくまで特別なゲストをもてなすための施設という位置づけだからです。
このように、株主になることとクラブ33の利用は全く別の話です。
もし入会を期待して株式の購入を検討している方がいれば、その点には十分注意してください。
JCBでのディズニークラブ33入会は終了
過去には、クレジットカードを利用してクラブ33へ入る道が、ごく一部の人に開かれていました。
それは、JCBが発行する最上位クレジットカード「JCBザ・クラス」の会員特典です。
JCBは東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーであり、その特典の一つとして、メンバーズセレクションの中に「ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」が存在しました。
このパッケージの中に、クラブ33での食事が含まれるプランが抽選で提供されていた時期があったのです。
しかし、このJCBザ・クラス会員向けのクラブ33特典は、残念ながらすでに終了しています。
「JCBザ・クラスを持ってさえいれば、いつかは…」と夢見ていた方にとっては非常に残念なお知らせですが、これが現実です。
クレジットカードのステータスによって得られた唯一の道も、現在は閉ざされてしまっています。
この特典が終了した明確な理由は公表されていませんが、クラブ33の希少性やブランド価値を維持するため、あるいは会員構造の見直しなど、様々な要因が考えられます。
いずれにしても、現在JCBのカードを保有していてもクラブ33の入会や利用に繋がることはありません。
現在のクラブ33への入り方と入るには
では、株主優待もクレジットカード特典もなくなった現在、クラブ33へ入るには一体どうすれば良いのでしょうか。
その方法は極めて限定されています。
現在、非会員がクラブ33の扉を開けるための最も現実的な方法は、「会員本人に同伴者として招待してもらう」ことです。
言ってしまえば、これが唯一の「入り方」と言っても過言ではありません。
クラブ33の会員は、規定の人数まで同伴者を連れてレストランを利用することが可能です。
そのため、あなたの知人や友人、あるいはビジネス上の関係者の中に会員の方がいれば、夢の空間を体験できる可能性があります。
会員の種別について
クラブ33の会員には、主に2つの種別があると言われています。
- 法人会員: 東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサー企業などが中心です。企業の役員などが接待や福利厚生のために利用するケースが多いようです。
- 個人会員: 募集は停止していますが、過去に入会した個人の方が存在します。入会には厳しい審査と、オリエンタルランド関係者からの紹介が必要不可欠だったとされています。
このように、新規での会員募集は公式に行われておらず、ウェイティングリスト(入会待ちリスト)の受付も停止している状況です。
そのため、「会員になる」という目標の達成は、現状では限りなく不可能に近いと言わざるを得ません。
会員権の値段はいくらなのか
クラブ33の会員権について、その値段は公式には一切公表されていません。
そのため、ここでご紹介するのはあくまでインターネット上などで噂されている情報であり、正確性を保証するものではないことをご理解ください。
一般的に、以下のような金額が囁かれています。
噂される会員権の値段
- 入会金(預託金):数百万円単位(例:200万~500万円)
- 年会費:数十万円単位(例:30万~60万円)
これらの金額は、法人会員か個人会員かによっても異なると言われています。
仮にこの情報が正しいとすれば、入会するだけでも高級車が購入できるほどの費用がかかることになります。
まさにステータスと呼ぶにふさわしい価格設定です。
注意:情報は非公式です
繰り返しますが、これらの金額はすべて非公式な噂に基づいています。
公式な発表は何一つないため、あくまで参考情報として捉えてください。
また、会員権の売買は規約で禁止されている可能性が非常に高く、市場で取引されることはありません。
莫大な費用だけでなく、厳しい入会審査があることを考えると、クラブ33の会員権は「お金で買えるもの」ではない、特別な価値を持っていることが分かります。
会員になっていると噂される有名人は誰?
その特別なステータスから、「クラブ33には多くの有名人が会員として名を連ねているのではないか」と噂されています。
実際に、SNSやブログなどで有名人がクラブ33を訪れたことを報告しているケースは過去にいくつか見られます。
しかし、そのほとんどは「会員本人」としてではなく、法人会員である企業からの招待や、個人会員の知人からの紹介で「同伴者」として利用したケースがほとんどのようです。
もちろん、中には個人で会員になっている有名人も存在する可能性は否定できません。
ただ、クラブ33は会員のプライバシーを厳重に保護しているため、公式に会員リストが公開されることはありません。
クラブ33が多くの人々にとって憧れの場所であり続ける理由の一つは、こうした謎に包まれた秘密主義にあるのかもしれません。
ディズニーウメチャンネルさんのウメさんが、中川翔子さんのお母さんに同伴して入店していたことが、同チャンネルで公開されています。
したがって中川翔子さんか、そのお母さんの桂子さん、もしくはその周辺の関係者が会員である可能性が高いです。
中川翔子さんはラプンツェルの声優を担当されていたので、VIP待遇を受けても不思議ではありませんね。
ディズニークラブ33会員の特典と噂の真相
- 会員限定で買えるグッズやキーホルダー
- 気になるドレスコードと服装のルール
- 閉店したという噂
- 検索候補に「最悪」と表示される理由
- ディズニークラブ33まとめ
会員限定で買えるグッズやキーホルダー
クラブ33を訪れる楽しみの一つに、そこでしか手に入らない限定グッズの購入があります。会員や同伴者だけがアクセスできる特別な商品であり、ディズニーファンにとってはたまらない魅力です。
どのようなグッズがあるのかは、時期によって変動しますが、主に以下のようなアイテムが人気を集めています。
- クラブ33のロゴ入りキーホルダー
- 高級筆記具(ボールペン、万年筆など)
- 時計やピンバッジ
- 革製品(財布、名刺入れなど)
- ハンカチやタオル
特に人気が高いのは、やはりクラブ33のロゴが刻印されたキーホルダーです。シンプルながらも洗練されたデザインは、訪れた記念として、また特別なステータスを象徴するアイテムとして、多くの人に求められています。
グッズ購入の注意点
これらの限定グッズは、当然ながらレストランの利用者しか購入できません。
また、一部の商品には購入数に制限が設けられている場合もあります。
インターネットオークションなどで高値で転売されているケースも見られますが、非公式なルートでの購入には注意が必要です。
お土産選びも、クラブ33での特別な体験の一部。
ここでしか出会えない逸品を手にすることで、夢のような時間の思い出をより一層深めることができるでしょう。
気になるドレスコードと服装のルール
特別な空間であるクラブ33には、もちろん服装のルール、いわゆるドレスコードが定められています。
せっかくの機会に、服装が原因で入店を断られてしまうような事態は避けたいものです。
クラブ33のドレスコードは「スマートカジュアル」が基本とされていますが、一般的なレストランよりもやや厳格に考えた方が良いでしょう。
避けるべき服装(NG例)
以下のような服装は、入店を断られる可能性が非常に高いので注意してください。
- Tシャツ、キャラクターTシャツ
- ジーンズ、ダメージ加工のあるパンツ
- ショートパンツ、ハーフパンツ
- ジャージ、スウェット類
- サンダル、クロックス、スニーカー
- パーク内で販売されている被り物(カチューシャ等)※店内では外すのがマナー
推奨される服装(OK例)
では、どのような服装が望ましいのでしょうか。男女別に具体例を挙げます。
- 男性:ジャケットの着用が推奨されます。襟付きのシャツにスラックス、革靴といったスタイルが最も無難です。ネクタイは必須ではありませんが、よりフォーマルな印象になります。
- 女性:上品なワンピースや、ブラウスにスカートまたはきれいめのパンツといった組み合わせが適しています。足元はパンプスなどが望ましいでしょう。
パークで一日遊んだカジュアルな服装のまま入店することは難しいと考えてください。
クラブ33を訪れる予定がある場合は、あらかじめ着替えを持参するか、一度ホテルに戻ってドレスアップするのが賢明です。
特別な場所には、それにふさわしい装いで臨みましょう。
閉店したという噂
インターネットでクラブ33について検索すると、「最悪」や「閉店」といったネガティブなキーワードを目にすることがあります。
これらは一体どういうことなのでしょうか。
まず、「閉店」という噂は完全に事実無根です。
クラブ33は2024年現在も、会員とその同伴者のために営業を続けています。
このような噂が流れる背景には、クラブ33が非常に謎に包まれており、情報が少ないことが関係しているのかもしれません。
検索候補に「最悪」と表示される理由
前述の通り、「閉店」の噂はデマですが、「最悪」というキーワードがなぜ検索候補に出てくるのか、もう少し深掘りしてみましょう。
この現象は、主に「検索アルゴリズム」と「人々の心理」が関係しています。
「最悪」と検索される心理的背景
- 情報の裏付けを求める心理:「クラブ33は本当に最高なのか?」「何か悪い評判はないのか?」と、あえてネガティブな情報を探して、多角的に判断しようとするユーザーの行動。
- ゴシップへの興味:憧れの対象の「裏の顔」や「失敗談」に興味を惹かれる人間の自然な心理。
- 体験談の検索:実際に訪れた人が、何か不満点をレビューしていないか探す行動。
多くの人が「クラブ33 最悪」と検索することで、検索エンジンは「これはユーザーが求めている情報だ」と判断し、サジェストキーワード(検索候補)として表示するようになります。
つまり、実際にサービスが最悪であるという事実を示すものではなく、そう検索する人が多いという現象の結果なのです。
これはクラブ33に限らず、有名なレストランやホテル、商品などでもよく見られる現象です。
むしろ、それだけ多くの人々の関心を集めている証拠と考えることもできるでしょう。
千葉県の観光情報
千葉県にはディズニーリゾートのほかにも魅力的な観光地がたくさんありますので、ぜひ足を運んでみてください。
ディズニークラブ33まとめ
謎に包まれた東京ディズニーランドの会員制レストラン「クラブ33」について、様々な角度から解説しました。
最後に、この記事の要点をリスト形式でまとめます。
- クラブ33は東京ディズニーランド内にある完全会員制レストラン
- 「33」の読み方はサーティースリーが一般的
- 現在、個人・法人ともに新規の会員募集は行っていない
- 非会員が利用するには会員の同伴者として招待されるのが唯一の方法
- 株主優待でクラブ33を利用することはできない
- かつて存在したJCBザ・クラスの特典も現在は終了している
- 会員権の値段は非公開だが数百万の入会金と数十万の年会費が噂されている
- 会員権の売買は行われていない
- 有名人も利用しているが同伴者としてのケースが多いと言われる
- クラブ33でしか買えない限定グッズやキーホルダーが存在する
- 入店にはスマートカジュアルを中心とした厳格なドレスコードがある
- Tシャツやジーンズ、サンダルなどラフな服装では入店できない
- 「閉店」の噂は事実無根で現在も営業している
- 「最悪」という噂は過度な期待や個人の感想が拡散した可能性が高い
- 検索候補にネガティブな単語が表示されるのは多くの人の関心の裏返し