
東京ディズニーリゾートの年間パスポートは、ディズニーファンにとって大切な存在でしたが、2020年7月から廃止され、いつから再開されるのか気になっている方も多いです。
この記事では、ディズニー年間パスポートの現状と今後を詳しくご紹介します。
この記事で以下のことが分かります。
ポイント
- 年間パスポートが2020年7月から廃止された理由
- 再開はされるのか
- 廃止による混雑緩和やファンへの影響
ディズニー年間パスポート再開は?
- いつから年間パスポートが廃止されたのか
- 年間パスポートが廃止された理由
- いつ再開・復活する?
- 年パスがうざい、廃止されて嬉しいという人がいる?
いつから年間パスポートが廃止されたのか
ディズニーリゾートの年間パスポートは、2020年7月から販売が休止され、事実上廃止された状態が続いています。
オリエンタルランドは、2020年7月の再開時に年間パスポート保有者向けに一時的な救済措置を導入しました。
例えば、2020年8月から12月まで、抽選による入園制度が実施され、月ごとに希望日を選んで当選した場合に限り入園が可能でした。
しかし、2020年10月にオリエンタルランドは、年間パスポートの有効期間に応じた一律払い戻しを発表し、有効期間の延長は行わない方針を明らかにしました。
この払い戻し対象は、2020年2月29日以降の有効期限を持つパスポートや引換券で、2020年12月末には抽選入園も終了しました。
これにより、年間パスポートは実質的に「廃止」された形となりました。
年間パスポートが廃止された理由

年間パスポートの廃止には複数の背景があります。
まず、コロナ禍による入場制限が大きな要因でした。
2020年以降、パークは感染症対策として入場者数を大幅に制限し、予約制を導入しました。
これにより、自由に入園できる年間パスポートの運用が難しくなったのです。
次に、運営の収益構造を見直す動きがあります。
年間パスポート保有者は頻繁に来園する一方で、飲食やグッズへの支出が少ない傾向にあると指摘されています。
これが、収益の最大化を目指す運営方針と合わなくなったのです。
さらに、チケット価格の改定や新たな入園方法の導入により、運営側はより柔軟な価格設定や混雑管理を重視するようになりました。
このような状況から、年間パスポートの継続は現実的ではなくなったと考えられます。
ディズニーは2020年7月、新たなマーケティング戦略の一つとして“年間パスポート制度”を撤廃した。
一年のうちに何回でも来園出来るという事は全体の混雑度が上がってしまうだけでなくその層は飲食やお土産にお金を使わなくなってしまうので実質の客単価が下がってしまう。続く
— ど〜じんさん💛No.7 🇷🇺n°7アーリャ🍓⸝⸝꙳わさらー団 (@doujin_sexy) April 14, 2025
ディズニーは年間パスポートを廃止した結果、18-39歳のゲストが減少し高齢化しているという情報を最新の会社四季報でゲット。 pic.twitter.com/mgiAEpc8P9
— 川手 遼一 (@RKawtr) August 31, 2024
いつ再開・復活する?

東京ディズニーリゾートの年間パスポートは、2025年4月時点で再開の公式発表がなく、近日中の復活は難しいと考えられます。
ただし、将来的には新しい形で再開される可能性があります。
たとえば、平日限定の年間パスポートの導入があるかもしれません。
この方法なら、混雑する週末やイベント期間を避け、平日の来場を増やすことが出来ます。
アメリカのディズニーランドで採用されている「Magic Key」のようなシステムも参考になるかもしれません。
これは、事前予約や利用日制限を設けることで、混雑を管理しつつファンのニーズに応えるものです。
また、過去の年間パスポートの価格(1パーク68,000円、2パーク99,000円)を基に、復活時には物価上昇を反映し、1パーク90,000円以上、2パーク120,000円以上になる予想もあります。
こうした価格設定や利用制限により、運営側は収益を確保しつつ、ファンに新たな楽しみ方を提供できると考えられます。
実際に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンではコロナ禍後も年間パスポートを継続販売しており、ディズニーも同様の方法を検討する可能性があります。
ただし現時点では、東京ディズニーリゾートの年間パスポートの再開は未定であり、すぐに復活する可能性は低いです。
年パスがうざい、廃止されて嬉しいという人がいる?
東京ディズニーリゾートの年間パスポートが休止されてから数年が経ちますが、この決定を歓迎する声が一部のゲストや経営側から上がっています。
年パスがなくなったことで、パーク内の混雑やマナー問題が減り、運営がよりスムーズになったと感じる人たちがいるのです。
まず、ショーやパレードの場所取りが減りました。
以前は、開園直後から長時間場所を占拠する年パスユーザーが多く、他のゲストが良い場所を確保しにくい状況がありました。
実際にショー、パレードの最前列はほとんど年パス保持者だったみたいです。
次に、グッズの転売問題もある程度改善されました。
限定グッズを求めてショップに殺到する転売目的の来園者が減り、一般のゲストが欲しい商品を手に入れやすくなったのです。
また、経営面では、年パスを廃止したことで、1人当たりの客単価が大きく上昇しました。
コロナ禍の入場制限下でも、プレミアアクセスや有料席などの新しい方法を導入し、2021年度にはゲスト1人当たりの消費額が15,000円近くまで増えたのです。
これにより、パークは安定した収益を確保し、新アトラクションやホテルの開発を進められるようになりました。
一方で、年パス休止には課題もあります。
年パスユーザーはディズニーの熱心なファンであり、彼らの頻繁な来園がパークの活気を作り出していた側面があります。
休止によって、こうしたコアファンの来園頻度が減り、コミュニティの熱量が低下する可能性が考えられます。
まとめると、年間パスポートの休止を喜ぶ声があるのは、混雑緩和やマナー向上、収益増加といったメリットが大きいからです。
ただし、熱心なファンのニーズに応えるためには、年パスに代わる新しい方法を検討する必要があるかもしれません。
ディズニー年間パスポート再開は?おまけ
以下年パスについてのおまけ情報を述べています。ぜひ最後までご覧ください。
- カルフォニアディズニーランドリゾートの年パスの値段は23万円?
- ディズニー年間パスポート再開は?まとめ
カルフォニアディズニーランドリゾートの年パスの値段は23万円?
カリフォルニアディズニーランドリゾートの年間パスポートは、最高額のもので約23万円程度になります。
この価格は一部のファンにとって高額に感じられるかもしれませんが、特典や利用頻度によっては十分に価値がある選択肢です。
この価格は、ディズニーランドリゾートが提供する「マジックキー」と呼ばれる年間パスポートの最上位プランに基づいています。
マジックキーは複数のプランがあり、価格帯や特典が異なるため、利用者のニーズに応じた方法を選べます。
特に最上位のプランは、無料駐車場やグッズの割引、年間を通じて多くの入園可能日といった特典が充実しています。
また、ディズニーランドリゾートは物価や運営コストが高い地域に位置しており、価格設定にはその影響も反映されています。
例えば、2022年の情報によると、最上位の「インスパイアキー」は約1599ドル、現在の為替レート(1ドル=145円程度)で計算すると約23万円になります。
このパスでは、ホリデーシーズンの一部を除きほぼ毎日入園可能で、パーク内の商品や飲食が最大20%割引になる特典が付きます。
仮に月に2回パークを訪れ、1回の入園チケットが約150ドル(約2万1750円)だとすると、年間で24回以上訪れる人は元を取れる計算です。
さらに、無料駐車場を利用すれば、1回あたり約25ドルの駐車料金も節約できます。
ディズニー年間パスポート再開は?まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 東京ディズニーリゾートの年間パスポートは2020年7月から販売休止
- コロナ禍の入場制限が年間パスポート廃止の主な要因
- 運営の収益構造見直しが廃止の背景にある
- 年間パスポート保有者は飲食やグッズ支出が少ない傾向
- 2020年10月に有効期間に応じた一律払い戻しを発表
- 2025年4月時点で年間パスポート再開の公式発表はない
- 平日限定の年間パスポート導入が再開の可能性の一つ
- アメリカの「Magic Key」システムが再開の参考になる
- 再開時の価格は1パーク90,000円以上が予想される
- 年間パスポート廃止で混雑やマナー問題が改善
- ショーやパレードの場所取りが減少
- グッズの転売問題が軽減
- ゲスト1人当たり消費額が15,000円近くまで上昇
- 年間パスポート廃止で18~39歳のゲストが減少
- ファンのエンゲージメント低下が課題
